2017/10/24
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台風のあとは要注意!住宅点検
台風の前に備えることはもちろんですが、過ぎ去ったあとの住宅点検はさらに重要です。
台風後にホッと胸をなでおろす前に、チェックするべきポイントをまとめていきましょう。
次に備えた台風後の住宅チェック
台風が過ぎた時から、次の台風への備えが始まります。ではどういった場所から点検をすれば良いのでしょうか?
①屋根の点検
屋根は台風の影響を最も受けやすい場所の一つです。
瓦屋根の場合は瓦のズレなどの不具合がないかしっかりチェックすることが必要です。また、その他の屋根材でも同じように剥がれなどのダメージがないかを点検しましょう。
②雨樋のチェックと清掃
暴風による割れや傾きといった目立つ損傷はもちろんのこと、大量の枯葉や折れた木の枝などが溜まっている場合があります。水が正常に流れるかを点検し、次の大雨に備え早急に掃除や補修を行いましょう。
③ガラス窓の点検
窓などの外に向いたガラス部分は傷やヒビがないかをチェックしましょう。
少しでもヒビが入っている場合は、次に負荷がかかった時にあっさり割れてしまう可能性があります。
窓にシャッターがない場合は防犯フィルムを貼るなどの対策が必要です。
④外壁の点検
外壁は暴風による飛来物が当たることで、損傷することがあります。
大きなダメージがない場合でも、新しいクラック(ひび割れ)が発生していないかを入念にチェックしましょう。
ひび割れがあればコーキングなどで、水の浸入を防ぐ補修が必要です。
⑤植木鉢やその他の設置物
住宅の周りに置かれているものが、どのような被害を受けているのかを分析します。植木鉢などは自分の家だけでなく、近隣に被害を加えてしまうケースもあるため、より安全で被害の出にくい配置を検討する必要があります。
点検時の注意点
台風後の点検は、濡れて滑りやすい高所での作業が多く危険を伴います。
屋根など、高く足場の不安定な場所は無理をせず、業者に依頼することをオススメします。
台風による被害は補償される場合も
火災保険や自治体の制度により、台風による住宅被害は補償されるケースがあります。点検後に工事が必要な場合、専門家と相談し、損害補償されるかどうかをしっかりと調べましょう。
保険金や補助金がおりる場合、修繕費をまかなうことが可能になります。
まとめ
台風後の点検は、次の台風に向けて最大の備えといえるでしょう。
目立つ損傷はもちろんですが、小さなダメージを蓄積させない補修も必要です。
最も暴風雨にさらされる屋根や外壁などから、まずは入念にチェックをしてみてください。