2018/5/23

※掲載中の画像はイメージです。

もしかして雨漏り?!その原因とその対策

住宅トラブルの中でも深刻な被害をもたらす雨漏り。
発見しやすい生活空間の雨漏りから、気がつきにくい屋根裏などで進行する雨漏りまで、放っておくと住宅の土台や、電気配線などにまで、侵食が進んでしまいます。

雨漏りのサインとなる症状を見逃さず、軽度の状態でメンテナンスをした方が、構造自体にも影響が少なく、費用も安く済むでしょう。
早期発見、早期対応するためにも、雨漏りの原因や修理方法をしっかり把握し、定期的な点検や修理を検討してみてください。

雨漏りの起こりやすい、いくつかのポイントを紹介します。

雨漏りといえばまず「屋根」を連想してしまいがちですが、その発生部分は屋根からだけではありません。
外壁や窓、屋上、ベランダ部分など、わずかな隙間や、劣化部分を見逃さず、雨漏りは住宅に侵食してくるのです。

屋根からの雨漏り

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屋根の種類によって、その対処方法は変わってきます。

①棟板金や谷板金からの雨漏り
…古い棟板金や谷板金、下地の木材もすべて撤去して、新しい棟板金や谷板金を設置する必要があります。留めに使う釘は錆びないステンレス製を使用します。

②ストレート屋根のひび割れや浮き
…損傷しているところを部分的に新しく葺きなおします。修繕の直後は部分的に色違いになりますが、日が経つにつれて、だんだんと色彩は馴染んできます。

③瓦屋根の漆喰の崩れからの雨漏り
…古い漆喰をすべて取り除き、新しい漆喰を充填する。古い漆喰を残した状態で、新しい漆喰を充填すると馴染まず、強度も低下するため、古い部分をしっかり取り除く必要があります。

④板金のコーティングの劣化
…必ず古いコーティングを取り除いてから新しくコーティングする。コーティング剤の付着をより強化させるためです。

⑤トタン屋根のサビによる雨漏り
…トタン屋根のサビの部分だけ葺きなおすことで、一時的に雨漏りを回避できますが、サビが出るほどの屋根板金の場合、板金全体に寿命がきている可能性があります。サビなどの劣化が広範囲に広がっている場合は、全体の葺きなおしをおすすめします。

⑥瓦のズレや割れ
…地震の揺れなど、何らかの負担から瓦のズレや割れが起こります。落下の危険性もあるため、欠けなどのダメージがある場合も新しい瓦に取り替えた方がよいでしょう。

⑦一階の屋根や玄関など子屋根からの雨漏り
…一階の屋根や玄関などの子屋根部分には、屋根の板金の立ち上がりが十分でないことが多く、そこから簡単に雨水が入り、雨漏りが発生しやすい状態になります。雨水浸水のサインは外壁にでていることが多いので、外壁を剥がして状態の確認、葺きなおしをします。

外壁からの雨漏り

①コーキングの劣化
…外壁の継ぎ目などで使用されるコーキングは5~6年頃から劣化が始まり、徐々に雨水が浸水するようになります。劣化したコーキングをしっかり取り除き、新しく充填します。
コーキングに関しては必ず数年で、打ち直しが必要になる消耗部分です。
劣化が見られた場合、何度も小さな補修を繰り返すよりも、全体の打ち直しをすることをおすすめします。

②外壁塗膜の劣化
…外壁塗膜の寿命は約10年です。10年を目安に塗り替えすることをおすすめします。

③外壁のクラック(ひび割れ)
…気温の変化による伸縮や、地震の揺れ、外からの衝撃、原因は様々ですが、モルタルなどの外壁では、ある程度の年数で、必ずクラックが生じてきます。
ひび割れの深さなどを点検し、部分的な防水補修か、全体の塗り替えをするべきかを判断する必要があります。

ベランダからの雨漏り

①ベランダ内の排水トラブル
…ベランダ内に雨水を排出せるための排水溝がある場合、その入り口や出口にゴミなどが詰まり、うまく排水できていないことがあります。
大雨などで排水されない雨水がベランダでプール状に溜まり、防水層から溢れ、雨漏りの原因となります。
まずは、排水溝の出入り口を清掃し、改善されない場合は、排水管の内部に詰まりがある可能性が高いので、点検、清掃が必要になります。

②ベランダ床と建物壁面の境目
…ベランダと建物壁面の境目はシリコンなどでコーキングされていることがあります。コーキングの劣化により雨水が進入し、雨漏りの原因となります。
防水性の高いコーキングを打ち直すことで改善することができます。

③床面の防水層の破損
…ベランダ床面にひび割れが起こり、そこから雨水が進入しているケースです。
モルタルなどが建材として使用されている場合、そのクラック部分を塗りなおし、埋めることで対処します。

雨漏りには、とにかく早めの対応を!

画像はイメージです

どのような雨漏りでも、悪化してしまう前に対処することが必要です。
また雨漏りのサインが出ていなくても、定期的に点検し、雨漏りの可能性がある部分を補強するなど、住宅の構造部分にまで被害が拡大する前に、改善することが大切です。

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