2017/10/14
※掲載中の画像はイメージです。
外からの隙間風を何とかしたい!
冬場は、窓からの冷気や隙間風が気になりませんか?
これからの寒い季節は、きちんと寒さ対策をして暖かく快適に過ごしたいものです。
いくら暖房をしても、なかなか部屋が温まらない場合は、窓から暖かい空気が逃げてしまっているのかもしれません。
窓は部屋の中で最も空気を逃してしまう場所で、暖気の50%以上は窓から逃げてしまうのです。
今回は窓から入る冷気や、隙間風対策をご紹介します。
カーテンは厚手で長めに!
室内に冷気が伝わるのを防ぐためには、厚手のカーテンが効果的です。
更にカーテンの上下から冷気の漏れを防ぐために、通常より1サイズ長めを選びます。カーテン下部は床に付くくらいが丁度良いでしょう。
カーテンボックス
どうしても隙間ができてしまうカーテン上部ですが、そのカーテンの上部を専用のボックスで被せれば、冷気が部屋に入ってこなくなります。
取り付けも簡単で色も選べるため、カーテンの色に合わせて違和感なく設置することができるでしょう。
隙間モヘアシール
サッシに、隙間モヘアシールを貼り補強することで、隙間風を防ぐことができます。短い毛が生えているこのシールは玄関をはじめ、あらゆる隙間に対応できます。花粉やホコリも防ぐことができるので、一年を通して役に立つアイテムといえるでしょう。
断熱シート
断熱シートを窓に貼りつけます。
冷気も暖気も、逃がさず入れません。
夏も冷房の効きをよくするため、貼ったままにしておく場合が多いです。
窓際冷気ブロックパネル
カーテンの下が多少短かめで、下から入ってくる冷気を何とかしたいという場合、窓際冷気ブロックパネルが良いでしょう。使い方は窓の下に立てかけるだけで冷気をブロックできるため、とても簡単な方法です。
リフォームでの対策
リフォームが可能なら、より一層の対策効果が見込めるでしょう。
①二重窓
寒い地域では、昔から二重窓が使われています。窓と窓の間に空気の層ができることで断熱効果がアップします。
②樹脂素材の窓
塩化ビニール樹脂を、窓枠部分に使っているのが樹脂窓です。塩化ビニール樹脂は熱を通しにくいので、断熱効果があります。
③エコガラス
二重窓ほど厚みがなく、ガラスとガラスの間が真空空間になっています。
断熱効果が高く工事も簡単ですが、施工費用は、他の窓に比べると多少高くなります。
最後に…
窓からの冷気対策、隙間風対策をして暖かい空間をつくりましょう。寒い冬を快適に過ごすことはもちろんのこと、光熱費節約のためにもなります。
まずは手軽に取り入れられる対策から、ぜひ実践してみてください。